HSTスタッフ絆ブログ タイヤ道 週末の担当“タイヤマン”Vol,70
タイヤマンのシーバス塾
職業自称釣り師のタイヤマンブログで~す♪
最近釣れなさすぎて・・・
先週までは・・
本当
釣れなさすぎて・・・引
退の文字が・・・
まさか!?引退!?“引退”といえば。
プロ野球も日本シリーズも
終盤戦。
今日にも
優勝が決まる?
第7戦までもつれる?
とは言え、
実力最優先の厳しいプロ野球の世界で、
引退試合を行って
引退できる選手は本当に一握り。
実力があっても、引退の仕方は選べない選手も多くいます。
だから!
引退試合を設けて
引退できた選手は本当に幸せだと思うし、
印象に残る引退試合が多くなるのも必然です。
その中で、私が選ぶ、
プロ野球の感動する引退試合BEST“1”をお伝えしたいと思います。
(涙腺注意)
ヤクルト 鈴木健選手
題して・・
【ファールフライの行方は...】
鈴木健選手の
引退試合での
村田選手のプレーを取り上げたい!
鈴木健選手は、
浦和学院出身(当時の日本最多記録である高校通算本塁打83本)~西武~ヤクルトと渡り歩き、
2007年に20年間のプロ野球生活にピリオドを打ちます
現役最終打席は10月4日の横浜戦(神宮)で、
8回裏1死の場面で宮本慎也選手の
代打で出場
投げるのは横山投手
内訳 1球目 ボール 2球目 空振り(フルスイング) 3球目 ファール(フルスイング) 4球目 ファール(フルスイング) 5球目 ファール(フルスイング) 6球目 ファール(フルスイング) 7球目 ボール 8球目 ファール(フルスイング) 9球目 ファール(フルスイング)10球目 ファール(フルスイング) ファールを重ねるたびに球場がどよめき、
異様な雰囲気になっていきます。
“前に飛ばん””ごめんな”“ありがとうな”鈴木健選手も
キャッチャーに何か言っているようにみえます。
そして、横山投手も
オール真っ直ぐの
魂の投球
11球目 ファール(フルスイング)12球目 ファール(フルスイング) そして、運命の
13球目が投じられました
打球はサードの
ファールグランドへのフライ
しかし、サードの村田修一選手は
捕球可能な打球を見送ってファールに
球場は再び
大きな歓声に包まれます
実況アナウンサーも解説者もこのプレーに対して
好意的な発言で、
横浜の大矢監督も
ニッコリしています
13球目 ファール(村田捕らない)14球目 ファール(フルスイング)横山投手も
オール真っ直ぐの魂の投球
15球目 センター前ヒット 結局、最後は粘りに粘って
最終打席を見事にヒットで飾りました
家族もスタンドから見守っていました
非常に感動しました
恐らく早いカウントでファールフライを打ち上げていたら、
簡単に捕球されていたかも知れませんが、
粘った結果が村田選手のあのプレーを生んだ気がします
サンデーモーニングの
張さんからは、
「喝」を食らいましたが、
私は
「天晴れ」プレーだと思います
ちなみに、こんな粋な計らいを見せた
村田選手ですが、
2日後に行われた
広島の
佐々岡投手の引退試合の際には、
ホームランで引導を渡しました
最後の最後まで
真剣勝負
納得いってない
カープファンはおそらくいません
村田選手には、
ホームランを打った後の態度を見てもホントに男を感じました
まことしやかにささやかれていたことが現実になりました
なんだこれ・・?